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 本ブログには、管理人による二次創作ノベル・ファンアート、オリジナルノベル・イラストなどを展示しています。
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記事一覧

【今さら?】女神転生サイト作っちゃったよ♪【今でしょ❤】

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相方久我と一緒に、それぞれたまに描いて/書いていたDDS関連のイラストと小説を一ヶ所に集約しました。

本館である久我の『After School twilight』、その店子サイトであるこの『黄昏階段』。その別館でDDSサイト作ってよーなんて久我に言ってたら、おいなんだよこれこっちが本館じゃねーか、という作りになっていました(笑)

そちらのサイトでは二次創作の小説だけではなく、愛蔵版とアニメージュ文庫版の文体比較やOVAもからめた内容比較や関連する古事記の部分を引いた小文など、いろいろ今さらながらに女神転生の世界を広げてみたいと思っています。そうそう、がっつりオトナ向けのR-18小説も書いちゃったりしてます。

ここもほぼDDSサイトだったんですが、ちょっと形式的にいろいろするのが難しく、そちらDDASに統合します。(こちらはしばらく休止になるかな…?)

※以前コメントくださったりこさん
 そういうわけで統合につき作品をいずれ削除することになりそうですので、
 いただいたコメントをDDASのほうへ移させていただきますね。
 ご連絡の取りようがなく、事前にお伝えできずに申し訳ありません。

というわけで、
  デジタル・デビル・ストーリー原典ファンサイト
     Digital Devil Another Story
よろしくお願いします❤
  ⇒ http://a-s-t.main.jp/dds/index.php

Debug n' Hug

 中島の指がキーボードを叩くリズミカルな音が、静かな午後の病室に響いている。


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ミルキー

ファイル 16-1.jpg

イラスト提供:久我
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   注)上記イラストの通り、微エロ超短編です。
     苦手な方はご注意くださいね。     
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 イザナミの玄室で、中島は甦った弓子を抱きしめ、再会の喜びをかみしめていた。

「…ん?」
 弓子を支えている身体の左側、ズボンのポケットの中に、何か固いものがあるのに気づく。

――黄泉醜女からもらった、あの二つの玉は確か右に入れたはず…。

 左手でポケットを探ると、出てきたのは一粒のミルキーだった。

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今際の刻み (イマワノキザミ)

ファイル 14-1.jpg

……熱い。

 イザナミの炎に胸を貫かれた中島は、地面に倒れ込んだ姿勢のまま、不自然なほどに響く鼓動を感じていた。


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私 は 迷 う た め に 生 ま れ た

DDSを読んでいたのと確か、同じころ。
私と久我は、あるゲームブックに夢中でした。

その本の名は、『魔城の迷宮』。
知る人ぞ知る、名作です。


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「香菜里屋」よ、永遠に…

友人からの、北森鴻先生の訃報を知らせるメール。
深夜の自室で我知らず、「えぇっ!?」と叫んでしまいました。


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眠れぬ夜

「だめだ、それは許せない」

 白鷺を生贄になんてできない。
 慎重に相対し、駆け引きをせねばならないはずのロキに、中島は思わずたたきつけるように叫んでいた。
     
 
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遠い記憶

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 注)純文学的ラヴシーン有りの短編です。
   苦手な方はご注意くださいね。 
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――198X年、9月某日。

 国際サマルカンド病院の屋上、通路に囲まれた中庭に、ふたりはいた。
 弓子はまだ強い午後の日差しと、秋の気配を含み始めた風を頬に感じている。

 宇宙でのセトとの死闘の後、満身創痍の中島と盲目の弓子はフィード教授の懸命な努力により8月末からこの病院に収容され、ふたりはアメリカ大使館の庇護の元、身元を隠し、ひっそりと暮らしていた。
 入院から幾日かが過ぎたこの頃には連日の検査や診察も一段落し、今は幾度かの手術にも回復を見せない弓子の目の定期的な診察が残るのみで、ふたりは表面上は穏やかと形容できるような、ささやかな日々を得ていたのだった。


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開設のご挨拶

こんにちは。
管理人皆楠です。


「お前の文章は置き場所に困る。このブログをくれてやるから好きにするがいい」



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