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私 は 迷 う た め に 生 ま れ た

DDSを読んでいたのと確か、同じころ。
私と久我は、あるゲームブックに夢中でした。

その本の名は、『魔城の迷宮』。
知る人ぞ知る、名作です。


続き


Amazonでときどき見ており、以前は当時の定価790円が8,000円以上の高値になっており、さすがに手が出せずにいたのですが…。
今回何点か出品があって、4,000円でおつりが来るくらいになっていたので、思いきって買ってしまいました。

京極夏彦の分厚さを見てしまった今となっては薄く感じはするものの、当時としては異例の厚さ。
ページのほとんどは稚拙で粗い(失礼!)、だがそれゆえに不気味さをより増して読者に迫ってくるイラストで占められています。

舞台のモデルはネパール付近の砂漠地帯で、当時から喜太郎氏の『シルクロード』やら民族音楽やらが大好きだった私はこの怪しいゲームブックの虜(とりこ)になっていました。

しかし、大人になってネットで調べてみると、どうも手がかりとなる付録の地図や本文に誤りや誤植があったらしく、道理でクリアできなかったはずです(笑 ←ゲームブックで移動ページ指示に誤植って致命的ですよね…。 いくら迷宮をテーマにしたゲームブックだからって、ほんとに迷宮化させるとは! ある意味でそのせいで忘れられなかったとも言える…)。

あの感動を再び。
そして念願の初のクリアなるか?!
根気のない私ですが、じっくりがんばってみます!!


【参考リンク】

<正誤表>

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